STRENGTH ESC建材の強み

基盤となる大地を踏み固め、社会の礎をつくる。

ESC建材の主力事業は、地盤改良固化材の販売、地盤改良工事の設計、施工、そして地質調査や土質試験、土壌汚染度調査など、いずれも建物や社会を支えるインフラの基盤となる「大地」に関連しています。あらゆる建築物の基盤となる大地を踏み固め、社会の礎をつくるのが、私たちESC建材の業務です。
その中で強みとしているのは、土質の調査から地盤改良工事の提案、固化材の販売、そして施工まで、地盤改良工事の全工程をワンストップ化していることです。ESC建材が提案した製品を自社トラックで直接納品して施工をいたします。お客さまにとっては発注の窓口が一元化され、進捗管理もスムーズになります。
地盤改良材として用いられるセメント系固化材は昭和53年頃に登場し、その5年後頃から一気に普及した建材です。今ではすっかり普及した一般的な建材の一つですが、他の建材とは異なり、メーカーや製品ごとの特性が強く、それぞれに特長や適性があります。お客さまのご要望や現場の土質などを考慮し、最適な固化材のご提案ができるのもESC建材の強みです。

ESC建材が「施工」を手掛ける理由

ESC建材の社名のとおり、元々は建材を取り扱う商社でした。それが今では自社施工まで手掛けるようになりましたが、それには理由があります。
最大の理由は、セメント系固化材が普及し、建築の基礎に用いられることが一般的になったものの、これを専門的に使いこなすことができる業者が少ないことです。しかし、固化材のメーカーには「責任施工」といって施工までを自社で行う必要性が高まり、その担い手としてセメント系固化材が登場した当初から取り扱いがあり、セメント系固化材に精通していたESC建材が自ら施工を手掛けることで、より多様なニーズにお応えできるようになりました。
多くの施工事例を積み重ねることによって地質や土質についての知見も備わり、現在では調査から施工まで全工程を担うワンストップサービスが完成しています。
特に近年では戸建て住宅の建設において、地盤が沈んだり傾いたりすることを防ぐための地盤改良の必要性が高まっています。販売時には地盤保証をつけることも一般的になり、さまざまな条件の土地で安定的な品質を確保する場面においてもESC建材の豊富な知見と技術が役立てられています。

信頼こそ最大の財産

豊富な知見や技術はサービスの品質を高めるために重要なことですが、それ以上に最も重要なことは信頼であるとESC建材は考えています。
信頼を獲得するためには、徹底した見える化が必要です。施工現場の写真による記録や搬入した建材の重量を計測して記録するなど、見える形で証拠と呼べるものを記録していくことを徹底しています。
というのも、ESC建材の仕事は建物の基礎部分であり、工事が進んでいくと基礎部分はやがて見えなくなってしまいます。見えない部分だけに不明瞭な部分があると、後からそれを検証することが困難です。それを自ら徹底して「見える化」することで信頼を醸成し、安心してお任せいただける「建材屋」「施工会社」「調査会社」でありたいと考えています。地道な取り組みですが、こうした取り組みから生まれる信頼は揺るぎのないものであり、それがESC建材にとって最大の財産です。